北海道神宮の境内を歩いていると、種の熟したゲンノショウコウを発見。ゲンノショウコウは、種子を遠くに飛ばして繁殖することで知られています。実が熟して乾燥すると、突如「パチン!」と音を立てて弾け、種を遠くまで飛ばします。細長く尖った実は、まるで弾ける準備を整えた弓のように、内部に溜め込んだエネルギーを使って種を飛ばす瞬間を待っているかのようです。
隣を見ると、すでに種を飛ばし終えたゲンノショウコウの株がありました。種を飛ばした後の実は、まるでガッツポーズをしているかのような形になり、どこか誇らしげに見えました。
・種がはじける準備ができたゲンノショウコウ
・種を飛ばした後のゲンノショウコウ