円山坂下球場の横には、堂々としたヨーロッパカラマツがそびえ立っています。この木も、明治時代にあった養樹園で植えられたもののようです。
ヨーロッパカラマツは、その名の通りヨーロッパ全域、特にアルプス山脈やカルパティア山脈に自生する落葉針葉樹です。冷涼な気候を好み、耐寒性が非常に高いことが特徴です。秋には金色に輝く美しい紅葉を見せ、冬になるとその針葉を落として枝のみの姿になります。
写真のヨーロッパカラマツは、周囲の景観に溶け込みながら静かに球場を見守っているかのようです。冬の雪景色の中では、その存在感が一目を楽しませてくれます。
・金色に輝くヨーロッパカラマツ