円山の中腹にヒメカンスゲ(姫寒菅)が咲いていました。
歩いていると気が付かないような地味な花ですが、wikipediaによると「スゲ類にしては目立つ花をつける」とのことです。
カンスゲは冬の寒い時期にも緑の葉を付けることから「寒菅」と呼ばれているそうです。
カンスゲの葉は1cm近いのに対しヒメカンスゲの葉は2~3mmしかなく、ヒメカンスゲは他のスゲ類より早く咲くので、この花はヒメカンスゲのようです。
花のように見える部分は雄花から開いた「葯」で、雌花は別の穂とのことです。
・ひっそりと咲いていたヒメカンスゲ
・花びらに見える部分は葯とのこと。よく見ると確かに葯の形をしています。