Four Seasons in Maruyama

2024/8/30

モクレンの冬芽が膨らんできました。

北海道神宮の梅園のモクレンが早くも冬芽をつけ膨らんできました。 モクレンの冬芽は毎年8月頃に形成され始めるので例年どおりの進捗のようです。 春に圧倒的な存在感で咲くモクレンの花ですが、長い冬を乗り越え、その先の春の開花に向けて着々と準備を進めていました。

2024/8/29

沢山のクリ(栗)の実が落ちていました。

円山公園の森に沢山のクリの実が落ちていました。 周りには赤トンボも飛んでおり、すっかり秋の気配を感じるようになりました。 札幌は秋を感じる穏やかな朝ですが、九州、四国、本州と台風の大きな被害がでており、これから拡大しそうな予報で、とても心配です。

2024/8/28

雨でも山麓の小川は増水していませんでした。

円山山麓には沢山の小川が流れていますが何れの小川もほとんど増水していませんでした。 森林の土壌は水の浸透能力が250㎜/時と、とても大きく森林の中でも原生林のような極相の森林は水を涵養する能力が高いとされています。 一方でコンクリートには、その能力はありません。 また森林でも管理の行き届かない人工林は、その能力が低いとされています。 極端な気象による洪水や土砂崩れが心配されている中で、豊かな森を守ることの重要さを感じました。 ・いつもと、あまり水量の変わらない小川。

2024/8/26

ウリノキの実が藍色に色付いてきました。

初夏に可愛らしい花を咲かせたウリノキの実が藍色に色付いてきました。 実も可愛らしい楕円形で光沢があります。 まだ青い実もあり、徐々に黒味を増す様子がわかります。 登山道脇には沢山のウリノキがあり、この時期、地味に目を楽しませてくれます。

2024/8/25

世界最強の毒花・トリカブトの花が咲いていました。

円山山麓の森にトリカブトが咲いていました。 トリカブトは世界最強の毒花といわれ花以外に葉、茎、根、花粉など、植物の全身が猛毒で、根に最も多くの毒が含まれています。 アイヌが毒矢に使っていたことは良く知られています。 蜜はハチにも有毒なため、ハチも加減して花を訪れているそうです。 ・山麓に咲いていたトリカブトの花。 ・ハチにも有毒なため加減して訪れているそうです。

2024/8/24

円山山麓の小川の横をアカウシアブが歩いていました。

アカウシアブは全国の山地や渓流、森林などに生息している見た目はスズメバチそっくりの国内最大のアブです。 ハチと異なり吸血するために積極的に人間を狙ってくるため注意が必要な昆虫です。 吸血されるとかなりの痛みがあり、出血班ができて腫れあがります。 見かけたアカウシアブは、その上をオニヤンマが飛んでいたせいか草影を這いつくばるように歩いていました。 ・小川の横を歩いていたアカウシアブ。 ・上をオニヤンマが飛んでいたせいか草陰を這うように歩いていきました。

2024/8/23

エゾハリタケが公園のカエデの木に生えていました。

エゾハリタケは夏から秋にかけ立ち枯れや倒木に重なり合って出ますが傷んだところがある生きた木にでることも多いキノコです。 若く柔らかいものは食用にもできます(公園ですのでこの株は採ることはできません)。 幹の裏側にも生えており、出たばかりなのか白いヒダが美しく輝いていました。 ・公園のカエデの木に生えていたエゾハリタケ。 ・幹の逆側にも生えていました。

2024/8/22

子リスがクルミを一所懸命に食べていました。

円山公園の森で子リスがクルミを一所懸命に食べていました。 クルミは子リスにはまだ大きすぎるようで抱えながらしばらくゴソゴソしています。 周りには沢山のクルミの実が落ちているので、上手に食べることができれば、しばらく食料には困らない様子です。 ・クルミの実を頬張るエゾリス。 ・木の上でも子リスが食事をしていました。

2024/8/21

オニグルミの実が稔ってきました。

円山公園のオニグルミの実が大きく稔ってきました。 公園の所々に落ちている実もよく見かけるようになりました。 オニグルミの実はリスやネズミが好んで食べ、秋には落ち葉の下や樹上の枝の間に蓄え冬の間の食料になります。 栄養も脂質が豊富な他ビタミン、ミネラル等の上質の栄養にも富んでおり、特に食料の少ない冬場は動物達をささえる貴重な栄養源となります。 今年も沢山の実をつけたオニグルミが頼もしく見えます。 ・樹上のオニグルミの実。 ・落ちていたオニグルミの実

2024/8/20

オオセグロカモメの幼鳥が坂下球場に。

円山坂下球場にオオセグロカモメが10羽以上の群れで外野の芝生で何かをついばんでいました。 近年増えているビルでの営巣で育ったのでしょうか、幼鳥も一緒です。 幼鳥も既に体の大きさは親鳥と同じで、カラスのちょっかいにも驚いていない貫禄の様子でした。 街と、その近隣の生態系が少しづつ変化しているようです。 ・オオセグロカモメの幼鳥。カラスのちょっかいにも、驚いていない様子です。 ・10羽以上の群れで訪れていました。