円山の登山道をミヤマクワガタ(深山鍬形)が歩いていました。
円山の登山道をミヤマクワガタのメスが歩いていました。 ミヤマクワガタはその名のとおり、主に山の奥に生息しているクワガタです。 北海道のクワガタでは最大の種で、その大きさや希少性から人気があります。 メスは種を見分けづらいですが、脚の付け根(脚節)にオレンジ色の部分があることで見分けられます。 のっそのっそと歩く姿に迫力がありました。 ・円山登山道を歩いていたミヤマクワガタのメス。 ・かわいらい目をしていました。
久しぶりにエゾシカが姿を現しました。
円山で久しぶりにエゾシカが2頭姿を現しました。 エゾシカは生息数は72万頭(令和4年度)と平成30年から再度、増加傾向となっており農林業被害額は約48億円と哺乳類で最多となっています。 成熟した森の増加に伴い生息環境も良くなっており、それに伴い農林業被害も多くなってきました。 現在、被害軽減のため多くの労力と予算が使われています。 自然との関わりの難しさを感じますね。 ・鋭い目で暫くこちらを見つめていました。 ・もう一頭は小鹿のようでした。
北海道神宮のウメ(梅)の実が熟してきました。
北海道神宮のウメの実が黄色く熟してきました。 ウメの実は大きく実も堅いのでサクラの実のように野鳥に食べられるている様子もなく、木に残っています。 自然界ではウメの実はどのようにして運ばれるか不思議ですが、ネットでは「原産地の中国では梅の実を丸呑みして食べる動物がいるのでは」と予測している記事もありました。 梅の実を食べる動物を想像してみるのも楽しいかもしれません。 ・熟してきた梅の実。 ・梅園無いにはさまざまな品種があり、実の大きさ、熟し方もさまざまです。
ハシブトガラが北海道神宮のサクラの実をついばんでいました。
北海道神宮のサクラの実をハシブトガラなどのカラ類がついばんでいました。 サクラは鳥が食べ、その後に種子を排出することで広範囲に種子が散布されることが知られています。 人間はサクランボとして、その恩恵を美味しくいただいていることになりますね。 この時期、お腹いっぱいサクラの実を食べることができる野鳥が、うらやましくなります。 ・サクラの枝に留まるハシブトガラ。 ・カラ類が混群で桜の実を食べていました。 ・シジュウカラのヒナもサクラの実を食べていました。
ガクアジサイ(額紫陽花)が満開となっています。
円山公園、北海道神宮のガクアジサイが見ごろを迎えています。 ガクアジサイは小花の集まった花序全体の周囲にだけ大きな装飾花をつける咲き方が額縁のように見えることに由来します。 沢山あるアジサイの仲間全体の母種となる品種のようです。 梅雨の雨の中、ひっそりと咲く姿から「謙虚」という花言葉が付けられています。 園内のさまざまなアジサイが目を楽しませてくれる季節となりました。 ・淡い紫の花が朝陽に映えていました。 ・園内には多くのガクアジサイが点在しています。 ・アジサイも満開となっています。
円山の裾野でグズベリーが真っ赤に熟していました。
グズベリーは日本では19世紀後半にヨーロッパから渡来したそうです。 グズベリーは形状のかわいらしさとおいしい酸味から、オシャレなケーキにも飾られます。 クエン酸やβカロテン、ビタミンEなど健康によい栄養も豊富のようです。 赤く輝くグズベリーの果実を見ると、子供の頃に近所から採ってきてお腹いっぱい、ほおばったことを思い出します。
シジュウカラ(四十雀)のヒナも元気に育っていました。
円山公園でシジュカラの親子を見かけました。 シジュカラの繁殖期は4月から7月にかけてと言われており、見かけてヒナも、まだ顔はあどけないものの、からだも親の大きさに近づいていました。 もう少し大きなシジュウカラのヒナも近くを飛んでいました。 春に生まれたヒナが円山の森でしっかりと成長しているようです。 ・シジュウカラのヒナ。親が様子を見守っています。 ・近くの枝に留まっていたシジュカラのヒナ。
「ひっつき虫」ウマノミツバの花が咲いていました。
円山公園の草原にウマノミツバの花が咲いていました。 葉はミツバに似ていますが食用にはならないため、馬が食べるミツバという意味でその名がついたうようです、 草原を歩いていると衣服につく「ひっつき虫」になる、動物に付着して種子を運んでもらう付着型種子散布の代表格です。 数㎜程度の白くて小さな地味な花ですが「ひっつき虫」となる分果には、たくさんの鍵状の針が生えていて、ひっつく準備が着々と進んでいる様子でした。 ・ウマノミツバの花。横には引っ付くための鍵状の針が沢山生えています。 ・ミツバに似たウマノミツバの葉。 ...
マルハナバチ(丸花蜂)が沢山の花粉を集めていました。
円山公園でマルハナバチがギボウシの花粉を熱心に集めていました。 マルハナバチは花粉を運ぶ訪花性昆虫の代表格ですが、その名のとおり沢山の花粉を足につけて花粉をほおばっていました。 マルハナバチの満腹とギボウシの受粉が順調に進んでいる様子です。 ・花粉を足にぶら下げながら花を探しています。 ・花粉を熱心にほおばっていました。 ・花粉を沢山つけて次の花へ飛び立っていきました。
コシロカネグモが美しい体を光らせていました。
円山の山麓でクモの巣の真ん中にコシロカネグモが足を広げていました。 シロカネグモはアシナガグモ科の中で最も美しいとされています。 また、この種は刺激すると素早く体色を変化させる珍しい特徴を持ちます。 体の美しさも含め神秘的なクモですね。 ・コシロカネグモ。それぞれの部位が宝石のように美しい色です。 ・腹は輝く2本の緑の線と黄色の点が鮮やかです。