Four Seasons in Maruyama

2024/5/2

タチツボスミレ(立坪菫)が咲いていました。

遊歩道の木の根元にタチツボスミレが咲いていました。 タチツボスミレは、日本でごく身近に見られるスミレ類の一つで北海道から琉球列島まで広く分布するそうです。 北海道には、近似種としてエゾタチツボスミレやアイヌタチツボスミレなどが自生しているようです。 ・咲いていたタチツボスミレ ・木の根元に群生していました。

2024/5/1

夏鳥のクロジがお目見えしました。

円山の中腹にクロジがお目見えしました。 クロジは北海道には夏鳥として渡来し、本州中部以西では冬鳥として渡来します。 日本以外ではカムチャッカ、千島列島、サハリンと日本のすぐ北にしか確認されておらず、一時期は日本固有種とされていたそうです。 ・円山の中腹にお目見えしたクロジ。 ・正面を向くと、かわいらしい姿ですね。

2024/4/30

円山公園パークセンター前のシダレザクラ(枝垂桜)が満開でした。

桜の開花も後半のようですが、円山公園パークセンター前のシダレザクラ(枝垂桜)が満開でした。 シダレザクラには、いくつかの種類があるようですがこの桜は「枝垂桜(イトザクラ)」と表示があります。 イトザクラは野生種のエドヒガン(ソメイヨシノの母)の枝がしだれる品種で、枝がたれ下がる以外はエドヒガンと同じとのことです。 シダレザクラも風情があって美しいですね。 北海道神宮の梅園では、豊後梅も満開となっており、この時期さまざまな桜、梅が楽しめます。 ・円山パークセンター前のシダレザクラ(イトザクラ) ・まだ蕾もあ ...

2024/4/30

カツラ(桂)の倒木更新が見られました。

倒れた木が次の世代の床(土壌)となり、その上に新たな世代が育つ更新を倒木更新といいます。 エゾマツやトドマツでよく見られるようですが、カツラでもその様子が見られました。 円山原始林にはカツラの巨木が倒れている様子が目立ちますが、このようにして次の世代が育っていくのでしょう。 かつての巨木が新たな世代の礎になる様子を見ていると感動すら覚えます。 ・カツラの倒木を床として生育する2本のカツラ(針葉樹が生育する様子も見られました) ・倒木したカツラの根から新たな世代が生育する様子も見られました。

2024/4/28

ニリンソウ(二輪草)、ヒトリシズカ(一人静)が咲き始めました。

円山の中腹にニリンソウ、ヒトリシズカが咲いていました。 ニリンソウは1本の茎から2輪の花が咲くことから、その名がつきました。 属名の学名「Anemone(アネモネ)」はキリシア語の「anemne(風)」を語源とし、春のおだやかあ風が吹く始める頃に花を咲かせるからともいわれているそうです。 英語では「soft windflower(柔らかな風の花)」とも呼ばれているそうです。 昨日からの穏やかな天気にピッタリの花ですね。 ・開花したニリンソウ(二輪草) ・ヒトリシズカ(一人静)も咲いていました。

2024/4/27

桜吹雪が舞っていました。

円山公園、北海道神宮は連休初日で多くの方々が訪れる中、桜吹雪が舞っていました。 今年は札幌の満開が平年より12日早い4月24日だったので、連休の花見は早めがいいかもしれません。 北海道の観光シーズンも温暖化で時期が少しずつ変わってくるようです。 ・北海道神宮は桜吹雪が舞っていました。 ・満開の中、多くの方が訪れていました。 ・円山公園 坂下野球場も多くの方々がくつろいでいました。

2024/4/26

今日はエゾマイマイがお目見え。

今日は、エゾマイマイが倒れた木の上で元気にツノを出していました。 エゾマイマイは、首の部分がサッポロマイマイと異なり、タテジマが無いそうです。 エゾマイマイは殻がタテジマのものや茶色いものがあるようで、今日は茶色の殻のエゾマイマイも見ることができました。 京都大学大学院の森井悠太特定助教や北海道札幌啓成高校の生徒などによる研究チームによるとエゾマイマイは捕食者に襲われると殻を振り回したり走ったり(進む速度が速くなる(1.27~1.35mm/秒))するとのこと。また昼夜問わずに活発に活動するようで、世界的に ...

2024/4/25

サッポロマイマイが元気にツノを伸ばしていました。

今日は小雨の中、サッポロマイマイが木の幹で元気にツノを伸ばしていました。 サッポロマイマイは北海道固有種で札幌で見つかったことから、その名がついたそうです。 エゾマイマイとの違いとして、首のところに二本の白い筋が入っており、木の上で生活するそうです。 冬季は落ち葉の中で越冬し、5月中旬に一斉に樹上に移動するとのことなので、一足早く移動したようです。

2024/4/24

キバナノアマナ(黄花の甘菜)が咲き始めました。

キバナノアマナは山谷に生える多年草で北海道、本州、四国に分布するそうです。 北海道では多く見られますが本州、四国では珍しく、絶滅危惧種に指定している県もあります。 名前のとおり食用にもできるそうで、葉はニラのよに柔らかく球根は甘味があるそうです。 ・咲き始めのキバナノアマナ

2024/4/23

オオウバユリ(大姥百合)が群生していました。

ところどころに、群生しているオオウバユリの立派な葉が目立ち始めました。 オオウバユリは、種で増える多年草で約8年の時間をかけて生育し、花は5日ほどで終わってしまいます。 立派な緑白色の花を一株に10~20個つけます。 群落での開花が楽しみになります。