Four Seasons in Maruyama

2024/7/9

サワグルミの花穂が風になびいていました。

円山公園の林でサワグルミの花穂が風になびいていました。 サワグルミは名前にクルミがつきますが、オニグルミのように人が食べられる実はつけません。 花穂には20~60個もの左右に翼がある実をぶらさげています。 まだ若い実が風になびく姿が涼しげでした。 ・風になびくサワグルミの花穂

2024/7/8

ヒガラのヒナが巣立ちの時期を迎えたようです。

ヒガラの親子がマツの枝に留まっていました。 ヒガラは巣立ちしてから約2週間で独立するとのこと。 ヒナ(左)はお腹がふっくらとしていて、これまで沢山のエサをもらっていたようです。 まだ親にエサをねだっていますが、親は独立を促しているのか、次の瞬間跳び立っていきました。

2024/7/7

シオヤアブがカメムシを捕食していました。

円山公園の林でシオヤアブがカメムシを捕食していました。 シオヤアブは昆虫界で最強クラスの戦闘力を持つと言われ「スナイパー」と呼ばれるほどの狩りの名手。 時にはオオスズメバチやオニヤンマを捕食することもあるようです。 足で獲物を抑え込み口吻を獲物に差し込み体液を吸います。 メスはオスの1.5培程の大きさがあり、今回見たものはメスのようです。 見ていると怖くなりますが、人を刺すことは素手で捕まえるなどしない限り無いようです。 ・カメムシを捕食するシオヤアブ。

2024/7/6

エゾユズリハの幼木が元気に育っていました。

ユズリハは枝先に若葉が出たあと、前年の葉が譲るように落葉することから名付けられたそうです。 エゾユズリハは、北海道では珍しい常緑の広葉樹で照葉樹のように葉が厚く光沢があります。赤く長い葉柄も印象的で葉とのコントラストも鮮やかです。 杉林の林床で元気に育っている姿が目を引きました。 ・濃い緑の葉と赤く長い葉柄が印象的なエゾユズリハ。 ・杉林の中で目を引く存在です。

2024/7/5

セミの幼虫が穴を掘って暮らしていました。

7月1日に森の中で必死で穴を掘っているセミの幼虫がいました。 セミの幼虫は数年~7年程度土の中で過ごし、成虫となって7日程度で一生を終えることが知られていますが、この幼虫は地上に上がってきたのでしょうか。 1時間程度穴掘りの様子を見ていましたが、必死に穴掘りを続けていました。 今日再び様子を見てみると、穴は少し深くなっていてセミの幼虫は穴から地上を見上げています。 虫などが落ちてくるのを待っているのでしょうか。 しばらくここで暮らすようです。 ・必死の穴掘りをしているセミの幼虫(7月1日)。 ・時々土を外 ...

2024/7/4

ヘビイチゴの実が色付てきました。

円山川のほとりでヘビイチゴの実が真っ赤に色付いてきました。 ヘビイチゴは食べられないため、蛇が食べるイチゴなどの意味で名付けられたそうです。 ドクイチゴとも呼ばれますが無毒で、ジャムや焼酎に漬けると美味しいそうです。 この時期、真っ赤な実が目を楽しませてくれます。 ・赤く色付いたヘビイチゴの実。 ・円山川の畔に群生していました。

2024/7/3

梅園の片隅にラベンダーが咲いていました。

北海道神宮の梅園の片隅にラベンダーが咲いていました。 ラベンダーはかつては香料原料として富良野で多く栽培されていたようですが、合成香料におされて一時は栽培がほとんど無くなったようです。 今は夏の風物詩として定着し、観光資源にもなっていますね。 爽やかな紫の花と香りが、夏の北海道のイメージにピッタリの花です。 ・梅園の片隅に咲いていたラベンダー。 ・爽やかな紫の花が夏本番を告げているようです。

2024/7/2

大木が倒れ登山道を塞いでいました。

円山登山道を大木が倒れ道を塞いでいました。 昨日は10m/秒程度の風があったので、その影響でしょうか。 倒木はすっかり木の中が腐れ、いつ倒れてもおかしくない状況だったようです。 大小の虫が食べた穴があり、キツツキのつついた跡もあります。 木は一生を通して風雪に耐えながら、さまざまな生物に恩恵をもたらしているとが実感できる姿でした。 ・登山道を塞いでいた大木。

2024/7/1

マタタビの花が咲いていました。

円山山麓でマタタビの花が葉の下でひっそりと咲いていました。 マタタビは開花期に葉が白くなり(白化)その様子が目を引きます。これは花が咲いたことを昆虫にアピールするためとされています。 マタタビは猫が興奮することで知られており、また実は薬用種(マタタビ酒)として疲労回復、精神安定に効果があるそうです。 さまざまな不思議な特性を持った植物ですね。 ・葉の下にひっそりと咲いていたマタタビの花。 ・円山川の水面に映えるマタタビの葉の白化。

2024/6/30

ムネアカオオアリの新女王アリが円山山頂を結婚飛行中でした。

翅を付けたムネアカオオアリが円山山頂の岩の上を歩いていました。 体、腹の大きさから新女王アリのようです。 ムネアカオオアリは5月から6月にかけて、新女王ありが新天地でオスと出会うために飛行(結婚飛行)することが知られており、その旅の途中だったようです。 一生に一度、出会いを求めて飛行する姿に浪漫を感じます。 ・山頂の岩を歩いていたムネアカオオアリの新女王アリ ・すぐに飛び立っていきました。