アカゲラが沢山の餌をヒナに運んでいました。
円山公園でアカゲラが、クチバシに沢山の昆虫をくわえ巣穴に入っていきました。 アカゲラは5~7月に4~6個の卵を産み10~16日で孵化した後、約20日でヒナが巣立つそうです。 巣穴からは元気なヒナの鳴き声が聞こえていました。 沢山の餌をもらって元気に育つヒナの様子が目に浮かびます。 ・沢山の餌を嘴に挟んで巣の周りの様子をうかがっています。 ・クチバシに餌を挟んだまま巣穴に入りました。 ・ヒナに餌を与え終わって巣穴から出てきました。
円山の山麓にシャガが、ひっそりと咲いていました。
円山の山麓にシャガがひっそりと咲いていました。 シャガは森林周辺の木陰など、やや湿ったところに自生するそうで、ひっそりと可憐に咲いている姿に心惹かれます。 園芸種も普及しているようですが、自生種は環境省のレッドリストでは「準絶滅危惧種」に指定されています。 シャガの花は一日でしぼんでしまうので、タイミングが合わないとなかなか見ることができないようです。 ・木陰にひっそりと咲いていたシャガ。 ・下から上に炎のような形で雌しべが特徴的な花です。
オシドリが換羽の時期を迎えたようです。
円山公園で頭の毛が抜けているオシドリが数羽、杭にとまっていました。 オシドリのオスは冬には、オシドリらしい頭の冠羽や銀杏羽が目をひきます。これは繁殖期にメスにアピールする意味もあるそうで生殖羽ともよばれます。 繁殖期を終える夏にはメスに似た地味な羽になります。 ちょうど、その生え変わり(換羽)の時期のようです。 ・換羽中のオシドリ。 ・気持ち良さそうに羽繕いしていました。
マツシタトラカミキリがササの上を歩いていました。
円山の登山道脇にマツシタトラカミキリがササの上を歩いていました。 カミキリムシは、髪の毛を切断するほど大顎の力が強いことからカミキリの名が付いたそうです。 トラカミキリ類は花に集まり、花粉を食べるものが多いそうです。 ササの上で一休みといった感じでしょうか。 ・ササの上を歩いていたマツシタトラカミキリ。 ・背中に八の字が二つ付いています。
エゾリスが木のみを美味しそうに食べていました。
円山公園でエゾリスが美味しそうに木の実を食べていました。 エゾリスは植物質のものを食べることが多いですが、昆虫類なども食べる雑食性です。 この時期、食料が豊富となるせいか、少しお腹もふっくらしてきたように見えます。 食事の様子も愛嬌があって、かわいらしいですね。 ・木の実を食べるエゾリス
北海道神宮のサクランボが色付いてきました。
春に多くのお花見客を楽しませてくれた桜ですがその実、サクランボが色付いてきました。 サクランボも葉の下にぶら下がり、鮮やかな色が目を楽しませてくれます。 食用で売られているサクランボとは品種が異なり、食べてもあまり美味しくないそうです。 これからリスや鳥の食料になるこでしょう。 ・色付いたサクランボ ・さまざまな色が目を楽しませてくれます。
ハリエンジュ(針槐)の花が満開になりました。
円山の東斜面を見ると、所々が白くなっており多くのハリエンジュが分布していることが分かります。 ハリエンジュは、ニセアカシアとも呼ばれ明治初期に北米から日本に入ってきた樹木で、現在では日本各地に分布しているそうです。 札幌では街路樹や公園樹として多く植えられ親しまれています。 たわわに咲いた花から甘い香りが漂っていました。 ・満開のハリエンジュ。 ・たわわに咲いた花から甘い香り漂っていました。 ・ハリエンジュが目立つ円山の東斜面。
ヤマグワ(山桑)の実が真っ赤に色づいてきました。
ヤマグワは初夏に小さい果実が付き、熟すと黒紫色になります。 熟した果実は甘くて生でも食べられます。 ヤマグワの実は養蚕に用いられるマグワよりも糖度があり、甘いそうです。 赤い実はまだ酸っぱく紫色に変わった頃に食べるとおいとのことなので、食べるのはもう少し待った方がよさそうです。 ・真っ赤に色付いたヤマグワの実。 ・沢山の実が付いていました。
マガモ(真鴨)のヒナが、円山川で元気に遊んだ後にお昼寝。。
今日はマガモのヒナが円山川で元気に遊んでいました。 池の手前の小さな滝もなんなくジャンプ。 その後、池に戻り少し泳いで日課のお昼寝。 ヒナの成長は早いもので、見るたびに逞しくなっているように見えます。 ・お母さんに見守られながら元気に円山川で遊んでいました。 ・小さな滝もなんなくクリア。 ・池に戻って日課のお昼寝。
シダの胞子嚢(ほうしのう)が成熟してきたようです。
シダ類は維管束植物のうち、胞子による繁殖を行う段階にある植物の総称のことで、この胞子を作る器官が胞子嚢です。 円山にはシダ類に覆われる斜面がありますが、シダ類の胞子嚢が成熟してきているようで、葉の裏の茶色が目立ってきました。 それぞれの生物が着々と世代をつなぐために準備を進めていることを感じます。 ・シダに覆われた円山の斜面。 ・りっぱに育ったシダ。 ・葉裏い付けた胞子嚢