Four Seasons in Maruyama

2024/4/12

「ふきのとう(蕗の薹)」が顔を出しました。

春一番にお目見えする山菜、「ふきのとう」が顔を出しました。 「ふきのとう」は「ふき」の早春の花の蕾です。 食用にする「ふき」が茎葉で、「ふきのとう」と地下茎でつながっている同じ植物とは不思議な感じがします。 「ふきのとう」が花になったころに「ふき」が食べられる時期になるようです。 花は咲き終わると、たんぽぽのように白いふわふわした毛がついた種をつけ、風にのって飛んでいくそうです。 円山川の横に顔を出した「ふきのとう」 公園のところどころに顔を出していました。

2024/4/11

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)が咲いていました。

雪から顔を出したばかりの山頂付近にエゾエンゴサクが咲いていました。 今年、円山で初めてのお花との出会いです。 エゾエンゴサクの花は春の始まりを告げる代名詞にもなっています。 花言葉は倉本聰さんが「妖精たちの秘密の舞踏会」とつけたそうです。 なんとも可憐な花言葉ですね。 花言葉に負けない可憐な花を咲かせていました。

2024/4/10

梅の蕾が膨らんできました。

北海道神宮の梅の蕾が赤く色付き、膨らんできました。 北海道神宮には梅林が2,200坪あり豊後梅、紅梅、オオミナトなどが250本植えられているそうです。 同じエリアに多くの桜も植えられており、梅と桜が楽しめる季節も近づいてきました。 ・赤く色付き膨らんできた梅の蕾 ・雪解けが進む園内

2024/4/9

木陰からリスがお目見え。

円山に登る途中で木陰からリスが顔を出しました。 まだ体が小さく小リスのようです。 エゾリスの冬毛は耳に4~5cmの毛が生えているそうなので、まだ冬毛のようです。

2024/4/8

アトリの群れに出会いました。

アトリは群れで行動することが知られています。 時に10万羽以上の群れとなることが報告されています。 冬鳥とされ、繁殖期の夏にはシベリア方面に帰るそうです。 春には桜の花も食べ「花鵜」で「アトリ」と読むとのこと。 円山の桜をおなか一杯食べてからシベリアに帰るのでしょうか。 アトリのオス 群れで行動していました。

2024/4/7

モクレンの蕾が膨らんできました。

春を告げる花の一つモクレンの蕾が膨らんできました。 モクレンの蕾を乾燥したものは、生薬として辛夷(しんい)とよばれ、鼻すまりを抑える効果があるそうす。 もともと日本には古くに中国から薬用として渡来したとされています。 現在でも薬として使われており、花粉症対策で使われている方もいらっしゃるそうです。

2024/4/6

ガレ地に根を張る樹

円山は安山岩質の溶岩が火山活動により地下から盛り上がり頂上部を作ったそうです。 円山の森の樹々は、その岩石にしっかりと根を張って成長していることが雪の下から顔を出した地面を見ると分かります。 森の樹の密度がやや粗く見えるのも岩で根を張りずらいことが影響しているのでしょうか。 ガレ地に根を張る樹 石を抱きながら根を張っていたことが分かる倒れた樹の根 やや樹の密度が粗く見える森の様子 岩が露呈した尾根づたい 岩の断面が見える山麓

2024/4/5

雪の下からコケが顔を出しました。

雪の下から真っ先にコケが顔を出しました。 コケは寒さに強いことが知られていて、多くの種類のコケが南極にも分布するそうです。 コケは根が無く、体全体から水を吸収するので、春に真っ先にみずみずしい姿を現すのでしょうか。 春の訪れを告げる1番手の植物でもあるようです。

2024/4/4

円山 山頂でハシブトガラに会いました。

山頂でハシブトガラに会いました。 ハシブトガラはヨーロッパやアジア東部に広く生息しますが日本では北海道のみに生息する留鳥です。 キツツキなどが作った樹洞をねぐらにしているそうです。 森林総合研究所の観察では、冬に寝ている樹洞が氷でふさがれて窒息死してしまったハシブトガラもいたそうです。 小さな体で冬を生き抜くには、いろいろな苦労があるのですね。

2024/4/3

桜の花芽が少し膨らんできました。

桜の花芽が春の日差しを受けて輝いていました。 今年の札幌の開花予想は平年より5日遅い4月26日と開花までは、まだ3週間余りあるようです。 開花が待ち遠しいですね。