北海道神宮のカシワ(柏)の巨木が花を付けていました。
北海道神宮にしめ縄を巻いたカシワの巨木があります。 この巨木が花を付けていました。 カシワは葉が開くと同時に花を付けるとのことで新緑の中に輝いていました。 秋には沢山のドングリがなり、リス等の動物の冬を越すための貴重な栄養源になるのでしょう。 ・北海道神宮のカシワの巨木 ・カシワの巨木の葉と垂れ下がる雄花
ハナウドゾウムシが交尾中でした。
オオハナウドが開花の時期を迎えていますが、その葉の上でハナウドゾウムシが交尾中でした。 ハナウドゾウムシは日本では北海道と青森県にだけ生息しているそうです。 ゾウムシの仲間は日本で、1,000種、全世界では約6万種と多種多様に進化を遂げているようで害虫となる種もありますが、多くは植物の分解者として森の生態系の中で活躍しているようです。
オドリコソウ(踊子草)が咲いていました。
円山の山頂付近にオドリコソウが咲いていました。 オドリコソウは、花が輪生したようすが、傘をかぶって踊る踊り子に似ていることからついたとのこと。 花言葉は「快活」、「陽気」、「隠れた恋」の3つです。 不思議な花のつき方で、さまざまなイメージがわくのが分かるような気がします。 山菜として若芽、若葉、花、根のそれぞれが食べられるそうです。 ・山頂付近に咲いていたオドリコソウ。 ・名前の由来となった笠をかぶって踊る踊り子に似ている花。
チューリップが咲き始めました。
円山公園の花壇にはたくさんのチューリップが植えられています。 開花の時期を迎え、さまざまな種類のチューリップが、それぞれの表情を見せてくれています。 品種により開花の時期も異なるので、しばらく訪れる人の目を楽しませてくれそうです。 ・さまざまなチューリップが植えられています。 ・オレンジ色のチューリップも美しいですね。 ・花の中を覗いてみると、雄しべが6本とチューリップらしい立派な雌しべが見えました。
雨の中、マメホコリの子実体を発見?
雨の登山道を歩いているとオレンジ色のぷよぷよした塊を発見。 帰ってWebで調べてみるとマメホコリという粘菌の子実体(胞子をつくる部分)のようです。 この子実体から胞子が散布されるようです。 さまざまな生活環を持った生物の不思議さを感じますね。 ・オレンジ色のマメホコリの子実体? ・木の株もとに二つ塊を作っていました。
ルイヨウボタン(類葉牡丹)が咲いていました。
登山道の脇にルイヨウボタンが咲いていました。 葉の形が牡丹に似ているので、この名がついたようですが種類や花の様は全く違います。 珍しい「メギ科」に属し、しかも「ルイヨウボタン属」は世界に数種しかないというマイナー植物のようです。 絶滅危惧種に指定している県も多いようです。 花びら(花弁)のように見えるのは萼片とのことです。 ・ルイヨウボタンの花 ・登山道の脇に咲いていたルイヨウボタン
エゾリスの毛が生え変わりの時期を迎えました。
エゾリスの毛がツートンになっていました。 このリスは体の上の部分が冬毛のようです。 エゾリスは4~5月にモコモコの冬毛から短めの夏毛に生え変わります。 4~5cm生える耳毛も夏には無いそうです。 まだらな毛が夏の始まりを告げているようでした。 ・体の上の部分が冬毛のエゾリス。耳毛はまだ、ほとんど残っているようです。 ・このリスは冬毛が少ししか残っていません。耳毛も上の部分しか残っていないようです。
ヒガラ(日雀)が巣作り中でした。
ヒガラが樹洞に巣を作っていました。 ヒガラは北海道では5月上旬から繁殖が始まるそうです。 カラ類の巣はもっぱら雄の仕事で、まずは巣にコケを敷き詰め、その後シカの毛などの獣毛を使って卵を産む産座をつくります。 観察していると、ヒガラは何も加えずに樹洞に入り、嘴一杯に何かを加えて出てきました。 まずは、巣穴の掃除をしているようです。 巣作りはこれからのようですね。 ・樹洞の中をうかがうヒガラ ・樹洞の中に入り、外の様子をうかがっています。 ・たくさん樹洞の中のものを加えて出てきました。
カエデ(楓)がハート型の翼果(よくか)を付けていました。
カエデの赤い翼果(よくか)が新緑に映えていました。 翼果は羽を持つ果実(種)で、プロペラ状の翼が風を受け、種を遠くまで飛ばすためのものです。 さまざまな植物の繁殖の工夫を感じます。 ・カエデ(楓)の翼果
キビタキ、ビンズイ、マヒワがお目見え。
円山公園は、この時期さまざまな留鳥、夏鳥、旅鳥が見られ、さながら野鳥の楽園の様相です。数百羽で飛んでいる群も多く見られました。 ・キビタキ 日本では夏鳥として全国の山間部に見られ、福島県では県鳥に指定されているそうです。 ・ビンズイ 日本には夏鳥として北海道や本州北部で繁殖します。 ・マヒワ 全国に冬鳥として渡来しますが、北海道、本州北部の山地で繁殖する場合も多いようです。