Four Seasons in Maruyama

2024/9/10

円山公園のアカナラ並木で見つけた立派なドングリ

円山公園北側入口のアカナラ並木の下に、立派なドングリが落ちていました。秋が深まるにつれて、アカナラだけでなく、公園や森のさまざまな木々からもドングリがたくさん落ちています。これらのドングリは、森の動物たちにとって大切な栄養源となります。特にエゾリスは、冬の間に備えてドングリを貯め込むことで、その寒さを乗り切るための貴重な食料としています。 ちょうど今、水田では稲の収穫が始まっていますが、森の動物たちもまた、実りの秋を迎えているようです。 ・落ちていたアカナラのドングリ。 ・円山公園北側入口のアカナラ並木( ...

2024/9/9

オオスズメバチが一心不乱に水を飲んでいました。

円山公園の池の畔で、オオスズメバチが一心不乱に水を飲んでいました。 特に暑い季節には、オオスズメバチは水を求めて行動します。 彼らは水を飲むだけでなく、巣の冷却や幼虫の世話にも水を利用します。 まさに、オオスズメバチの「熱中症対策」と言えるでしょう。 虫たちにとっても、暑い夏を乗り越えるのは大変なことのようです。 ・一心不乱に水を飲むオオスズメバチ。

2024/9/8

残暑の中、マガモが池で水浴び中でした。

円山公園の池で、たくさんのマガモたちが力強く水を跳ね上げながら水浴びをしていました。マガモの水浴びには体温調節の役割があり、まだ暑さが続く9月、彼らなりに涼を取っているようです。水しぶきを上げる姿は涼しげで、見ているこちらまで心地よい気分になります。 ・力いっぱい水しぶきを上げて水浴びをしています。 ・涼しげで気持ちよさそうです。

2024/9/7

ヒヨドリの幼鳥が飛ぶ練習をしていました。

円山で、親鳥と幼鳥の2羽のムクドリが一緒に行動している様子を観察しました。 どうやら幼鳥は飛ぶ練習中のようです。 まだ不器用な飛び方ですが、幼鳥は数十メートル飛んでは、先を行く親鳥の近くまで何とかたどり着き、枝でしばらく休んでいます。 その姿は微笑ましく、必死に飛ぶ幼鳥に寄り添いながら付き添う親鳥の姿が印象的でした。 ・飛ぶ練習をしていたヒヨドリの幼鳥。 ・幼鳥の練習に付き添う親鳥。

2024/9/6

円山登山道で苞葉を付けたオオバボダイジュの種子が落ちていました。

円山の登山道で、オオバボダイジュの種子が落ちていました。オオバボダイジュの種子は、花序の柄に付いている苞葉と一緒に風に乗って飛びます。この苞葉は、種子がより遠くに運ばれるのを助け、適した場所にたどり着いて発芽するための工夫の一つです。自然界では、こうした仕組みが植物の生存戦略として機能していることがわかります。

2024/9/5

クロヤマハネナガウンカがお見合い中?

円山の山麓のササに4本のトゲのようなものが着いていたので、撮影して拡大してみてみるとクロヤマハネナガウンカの二匹の姿でした。 一匹は向こう向き、もう一匹はこちら向きで、お見合いでもしているようです。 なんとも不思議な昆虫たちの姿に驚かされました。

2024/9/4

ツリバナが、赤い種子を吊り下げていました。

登山道の脇でツリバナが、赤い種子を吊り下げていました。ツリバナは、日本の四季を自宅で楽しむシンボルツリーとして、庭によく植えられる木です。長い花柄から垂れ下がる花や実が特徴的で、特に赤い果実が目を引きます。種子は休眠期間が長く、発芽までに数年を要します。土の中でじっくりと休眠し、発芽に最適なタイミングを待つ戦略を持っているようです。 ・果実から吊り下がった種子。 ・夏に池の畔で見たツリバナの果実(8/10撮影)。

2024/9/3

オシドリが繁殖羽に換羽する時期のようです。

オシドリは繁殖期(4~7月)の前に、メスにアピールするための繁殖羽(はんしょくう)に換わります。 現在の換羽は初期段階のようで、生え始めた羽毛もまだボサボサしています。 まだ夏の終わりから秋の序盤といった時期ですが、動物も植物も着実に来年に向けて準備を進めていることを感じます。 ・換羽期のオシドリ ・雌と池を泳いでいました。

2024/9/2

公園にトチノキの実(栃の実)が落ちていました。

円山公園にトチノキの実(栃の実)が落ちていました。 栃の実はデンプン質の他、カルシウム、食物繊維も豊富です。 アクが強いので食べるにはアク抜きが必要で、アクを抜いて食べるのは世界でも日本のみとのこと。 昔、山岳地帯では主食として食べられ貴重な栄養源となっていました。 ・公園に落ちていたトチノキの実(栃の実) ・沢山の実がトチノキになっていました。 ・落ちていた殻

2024/9/1

「北の宝石」オオルリオサムシが登山道を歩いていました。

オオルリオサムシが忙しそうに円山登山道を歩いていました。 オオルリオサムシは北海道にしかいない固有種で、緑や青、赤の金属光沢をもっています。見る角度によって光を乱反射し色合いが複雑に変化し、その美しさが多くの昆虫好きを魅了してきました。 オオルリオサムシは後肢が退化しているため、大きな川を飛んで渡ることができないので、狭いエリアで様々な亜種に分かれて進化したことで知られています。 今日見たオオルリオサムシも茶と緑のグラデーションの魅力的な姿をしていました。