Four Seasons in Maruyama

2024/5/16

エゾリスの毛が生え変わりの時期を迎えました。

エゾリスの毛がツートンになっていました。 このリスは体の上の部分が冬毛のようです。 エゾリスは4~5月にモコモコの冬毛から短めの夏毛に生え変わります。 4~5cm生える耳毛も夏には無いそうです。 まだらな毛が夏の始まりを告げているようでした。 ・体の上の部分が冬毛のエゾリス。耳毛はまだ、ほとんど残っているようです。 ・このリスは冬毛が少ししか残っていません。耳毛も上の部分しか残っていないようです。

2024/5/16

ヒガラ(日雀)が巣作り中でした。

ヒガラが樹洞に巣を作っていました。 ヒガラは北海道では5月上旬から繁殖が始まるそうです。 カラ類の巣はもっぱら雄の仕事で、まずは巣にコケを敷き詰め、その後シカの毛などの獣毛を使って卵を産む産座をつくります。 観察していると、ヒガラは何も加えずに樹洞に入り、嘴一杯に何かを加えて出てきました。 まずは、巣穴の掃除をしているようです。 巣作りはこれからのようですね。 ・樹洞の中をうかがうヒガラ ・樹洞の中に入り、外の様子をうかがっています。 ・たくさん樹洞の中のものを加えて出てきました。

2024/5/16

カエデ(楓)がハート型の翼果(よくか)を付けていました。

カエデの赤い翼果(よくか)が新緑に映えていました。 翼果は羽を持つ果実(種)で、プロペラ状の翼が風を受け、種を遠くまで飛ばすためのものです。 さまざまな植物の繁殖の工夫を感じます。 ・カエデ(楓)の翼果

2024/5/16

キビタキ、ビンズイ、マヒワがお目見え。

 円山公園は、この時期さまざまな留鳥、夏鳥、旅鳥が見られ、さながら野鳥の楽園の様相です。数百羽で飛んでいる群も多く見られました。 ・キビタキ  日本では夏鳥として全国の山間部に見られ、福島県では県鳥に指定されているそうです。 ・ビンズイ  日本には夏鳥として北海道や本州北部で繁殖します。 ・マヒワ  全国に冬鳥として渡来しますが、北海道、本州北部の山地で繁殖する場合も多いようです。

2024/5/16

ツルネコノメソウ(蔓猫の目草)が咲いていました。

登山道の岩陰にツルネコノメソウが咲いていました。 ツルネコノメソウは日本では北海道から四国の湿潤な山地に自生しています。 本州、四国では珍しい植物でレッドリストに指定している県も多いようです。 雨上がりに黄緑色の葉と花が登山道に映えていました。 ・独特の素朴な花です。 ・黄緑色の葉と花が登山道に映えていました。

2024/5/16

ゴジュウカラが恋の季節を迎えたようです。

ゴジュウカラが、餌を隣の鳥に与えていました。 カラ類はオスがメスに食べ物を渡し、メスが応える求愛給餌を行うことが知られています。 繁殖期は4~7月で、一夫一婦で繁殖するとのこと。 円山の森で子育て頑張ってほしいですね。 ・餌を与える雄と、それに応えようとする雌 ・仲むずましい様子ですね。

2024/5/16

ムネアカオオアリが歩いていました。

ムネアカオオアリは日本最大級のアリで、働きアリの体調は10mm、女王アリは16mmくらいになるそうです。 朽木が多くみられる山でよく見られ、朽木内の空洞に巣を作ることが多いようです。 クマゲラはアリが好物なので、クマゲラの餌にもなっているのでしょうか。 朽木を分解する分解者として、また動物の餌として森の生態系を支えているようです。 ・体がゴツくて存在感のある姿です。 ・少し小さなムネアカオオアリも歩いていました。

2024/5/16

サワシバが花を咲かせました。

サワシバはイヌシデやクマシデと同じシデの仲間ですが、サワシバだけがなぜか「シデ」ではなく「シバ」と名付けられているそうです。 「シデ」はしめ縄などに使われる「紙垂(しで)」のことで、花穂の垂れ下がる様子が「紙垂」に似ていることから名付けられました。 紙垂のように垂れ下がった花が新緑に映えていました。 ・垂れ下がったサワシバの雄花 ・しめ縄の紙垂(シデ)のように、ぶら下がっていますね。

2024/5/16

クマゲラがお目見え!!

円山の裾野にクマゲラがお目見えしました。 クマゲラは、国内に生息しているキツツキの仲間の中でも最大の種類で、国内での分布は北海道から東北地方北部です。 国の天然記念物に指定されており、近年は生息数の減少が危惧されており環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。 蟻や木の中の昆虫が主食とのこと。木をつついて、熱心に昆虫を探していました。 ・雄の特徴のベレー帽をかぶって端正な顔つきでした。 ・体が大きいので飛んでいる姿は迫力があります。 ・熱心に昆虫を探していました。

2024/5/2

タチツボスミレ(立坪菫)が咲いていました。

遊歩道の木の根元にタチツボスミレが咲いていました。 タチツボスミレは、日本でごく身近に見られるスミレ類の一つで北海道から琉球列島まで広く分布するそうです。 北海道には、近似種としてエゾタチツボスミレやアイヌタチツボスミレなどが自生しているようです。 ・咲いていたタチツボスミレ ・木の根元に群生していました。