ヒメカンスゲ(姫寒菅)が咲いていました。
円山の中腹にヒメカンスゲ(姫寒菅)が咲いていました。 歩いていると気が付かないような地味な花ですが、wikipediaによると「スゲ類にしては目立つ花をつける」とのことです。 カンスゲは冬の寒い時期にも緑の葉を付けることから「寒菅」と呼ばれているそうです。 カンスゲの葉は1cm近いのに対しヒメカンスゲの葉は2~3mmしかなく、ヒメカンスゲは他のスゲ類より早く咲くので、この花はヒメカンスゲのようです。 花のように見える部分は雄花から開いた「葯」で、雌花は別の穂とのことです。 ・ひっそりと咲いていたヒメカンス ...
梅の花が咲き始めました!
北海道神宮の梅林で、まだ一部ですが梅の花が咲き始めました。 昨日は夏日となり、高温であわてて咲いたのでしょうか。 境内には屋台の準備も始まったようです。 梅が咲くと一層、桜の開花も待ち遠しくなります。 ・真っ先に咲いた梅の花 ・開花はまだ一部です。
巨木なコブシの木に花が咲いていました。
巨木を見上げると、随分と上の方にコブシの花が咲いていました。 コブシも春を告げる代表的な花で昔から農業との関わりがあり、開花が田植えや種まきの合図とされてきた地域もあるようです。 また「コブシの花が上を向いて咲くと晴れる日が多く、下を向くと雨の日が多く、横を向くと風が吹く日が多い」と、その年の気象の傾向をコブシから占う地域もあるようです。 咲いている場所があまりに高く、よく見えないのですが写真を拡大して見ると、今年は風の日や晴れの日が多いといったところでしょうか。 ・コブシの巨木 ・上を見上げると花が咲い ...
アカゲラが必死に木をつついていました。
アカゲラが必死に木をつついていました。 アカゲラの開けた木の穴(樹洞)は、リスやさまざまな鳥の巣となり、森林生態系において重要な役割を担っているようです。 このように生態系において重要な役割を果たす種をキーストーン種というそうです。 キーストーン種がいなくなると、生態系に大きな影響があるようす。 例えばニホンオオカミはキーストーン種であったと考えられ、絶滅することによりシカが過剰に繁殖してしまい農林業にも大きな被害が出ています。 アカゲラの作る木の穴も、生態系において大きな役割を果たしているようです。 ・ ...
エンレイソウ(延齢草)、フクジュソウ(福寿草)が咲いていました。
円山の山麓にエンレイソウが咲いていました。 エンレイソウ(延齢草)の名前は中国では根茎を胃腸薬や催吐薬として使われていたことから、その名前が付いたそうです。 今日、咲いていたエンレイソウはアオミノエンレイソウというエンレイソウの中では最も多くみられる種類のようです。 北海道ではエンレイソウといえば、オオバナノエンレイソウの群落の印象が強いですが、地味にひっそりと咲くアオミノエンレイソウもよく見ると魅力的な花でした。 ・アオミノエンレイソウの花 ・二輪並んで咲いていました ・フクジュソウ(福寿草)も咲いてい ...
「ふきのとう(蕗の薹)」が顔を出しました。
春一番にお目見えする山菜、「ふきのとう」が顔を出しました。 「ふきのとう」は「ふき」の早春の花の蕾です。 食用にする「ふき」が茎葉で、「ふきのとう」と地下茎でつながっている同じ植物とは不思議な感じがします。 「ふきのとう」が花になったころに「ふき」が食べられる時期になるようです。 花は咲き終わると、たんぽぽのように白いふわふわした毛がついた種をつけ、風にのって飛んでいくそうです。 円山川の横に顔を出した「ふきのとう」 公園のところどころに顔を出していました。
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)が咲いていました。
雪から顔を出したばかりの山頂付近にエゾエンゴサクが咲いていました。 今年、円山で初めてのお花との出会いです。 エゾエンゴサクの花は春の始まりを告げる代名詞にもなっています。 花言葉は倉本聰さんが「妖精たちの秘密の舞踏会」とつけたそうです。 なんとも可憐な花言葉ですね。 花言葉に負けない可憐な花を咲かせていました。
梅の蕾が膨らんできました。
北海道神宮の梅の蕾が赤く色付き、膨らんできました。 北海道神宮には梅林が2,200坪あり豊後梅、紅梅、オオミナトなどが250本植えられているそうです。 同じエリアに多くの桜も植えられており、梅と桜が楽しめる季節も近づいてきました。 ・赤く色付き膨らんできた梅の蕾 ・雪解けが進む園内
木陰からリスがお目見え。
円山に登る途中で木陰からリスが顔を出しました。 まだ体が小さく小リスのようです。 エゾリスの冬毛は耳に4~5cmの毛が生えているそうなので、まだ冬毛のようです。
アトリの群れに出会いました。
アトリは群れで行動することが知られています。 時に10万羽以上の群れとなることが報告されています。 冬鳥とされ、繁殖期の夏にはシベリア方面に帰るそうです。 春には桜の花も食べ「花鵜」で「アトリ」と読むとのこと。 円山の桜をおなか一杯食べてからシベリアに帰るのでしょうか。 アトリのオス 群れで行動していました。