ガレ地に根を張る樹
円山は安山岩質の溶岩が火山活動により地下から盛り上がり頂上部を作ったそうです。 円山の森の樹々は、その岩石にしっかりと根を張って成長していることが雪の下から顔を出した地面を見ると分かります。 森の樹の密度がやや粗く見えるのも岩で根を張りずらいことが影響しているのでしょうか。 ガレ地に根を張る樹 石を抱きながら根を張っていたことが分かる倒れた樹の根 やや樹の密度が粗く見える森の様子 岩が露呈した尾根づたい 岩の断面が見える山麓
雪の下からコケが顔を出しました。
雪の下から真っ先にコケが顔を出しました。 コケは寒さに強いことが知られていて、多くの種類のコケが南極にも分布するそうです。 コケは根が無く、体全体から水を吸収するので、春に真っ先にみずみずしい姿を現すのでしょうか。 春の訪れを告げる1番手の植物でもあるようです。
円山 山頂でハシブトガラに会いました。
山頂でハシブトガラに会いました。 ハシブトガラはヨーロッパやアジア東部に広く生息しますが日本では北海道のみに生息する留鳥です。 キツツキなどが作った樹洞をねぐらにしているそうです。 森林総合研究所の観察では、冬に寝ている樹洞が氷でふさがれて窒息死してしまったハシブトガラもいたそうです。 小さな体で冬を生き抜くには、いろいろな苦労があるのですね。
桜の花芽が少し膨らんできました。
桜の花芽が春の日差しを受けて輝いていました。 今年の札幌の開花予想は平年より5日遅い4月26日と開花までは、まだ3週間余りあるようです。 開花が待ち遠しいですね。
カラ類の混群に会いました。
円山を登っていると、さまざまなさえずりが大きくなり、周りを見回すと、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラが飛び回っていました。 カラ類は、繁殖期以外となる秋、冬に異なる種類の鳥が群になる混群をつくるそうです。 季節的にはこれから混群を見ることも少なくなるのでしょうか。少し寂しい気もします。 今日、出合ったカラ類 ヤマガラ ヒガラ ゴジュウカラ
雪解けが随分と進みました。
円山川も雪解けで少し増水している様子です。 アメダスのデータを見ると札幌の積雪がこの1週間で55cmから21cmと半分以下になっていました。 円山川に注ぐ小川も雪の中から姿を現してきました。 もうじき、草木も芽吹いてきそうです。
オシドリ夫婦が陸に上がってお食事中
今日はオシドリ夫婦が陸に上がって雪の上に落ちた木の枝葉をついばんでいました。 オシドリは植物傾向の強い雑食だそうです。 木の枝葉はあまり美味しそうではありませんが、この時期はしかたがないようです。 オシドリも春が待ちどうしそうです。
エゾリスが井戸端会議?
3頭のエゾリスが木の下に集まっています。 まるで井戸端会議でもしているようです(1頭は毛づくろいに夢中のようですが)。 エゾリスは通常、単独行動をするそうです。 親離れしたばかりの兄弟は複数で行動することがあるとのことなので、若いリスでしょうか。 このあと、じゃれあいながら木に登ってい行きました。
池でオシドリ夫婦が仲良く泳いでいました。
池でオシドリの雄、雌がそろって泳いでいました。 オシドリは春から夏に繁殖するそうです。 これから協力して巣作りでしょうか。