Four Seasons in Maruyama

2024/8/10

ツリバナの実が稔ってきました。

円山公園の池の脇でツリバナの実がりっぱに稔ってきました。 ツリバナは、長い花柄の下にぶら下がって花を咲かせることから、その名がつけられました。 材がしなやかにたわむためアイヌが弓の材に使ったそうです。 しだれた枝からぶら下がる池の畔の実が涼しげに見えました。 ・稔ってきたツリバナの実。 ・池の畔で涼しげにぶら下がっています。

2024/8/9

オシドリのヒナが飛べるようになりました。

小さいころに親を亡くしたオシドリのヒナが、ついに飛べるようになりました! ヒナだけになった時には、これから生きていくことは難しいと思いましたが飛べるまで成長して一安心です。 杭の上で休む姿も少し誇らしげに見えます。 杭から降りた後は、やはり兄弟寄り添って休んでいました。 ・飛び立ったオシドリのヒナ。 ・杭の上の姿が少し誇らしげに見えました。 ・飛んだ後は、やはり兄弟寄り添って休んでいました。

2024/8/8

小川にたくさんのカワニナ(川蜷)が見えました。

円山の山麓を流れる小川に大小なまざまのカワニナが見えました。 カワニナは淡水性の細長い巻貝の一種です。 サワガニやホタルの水性幼虫の餌となることでも知られています。 ビオトープの造成では水生動物を豊かにするために、カワニナを放飼する取り組みも行われているようです。 円山川ではカワニナが豊かな水辺の生態系を、しっかり支えてくれているようです。 ・小川に生息する大小さまざまなカワニナ。

2024/8/7

オニヤンマが小川の上を飛び廻っていました。

円山の山麓を流れる小川の上をオニヤンマが飛び廻っていました。 オニヤンマは国内最大のトンボで、昆虫の世界では最強とも言われるトンボです。 黒色の体に、黄色い模様に緑の目が鮮やかに映えます。 エサとしているものは主にクモやハエ、蚊など小さい昆虫ですが、セミやスズメバチなど比較的大きな昆虫も捕らえて食べます。 飛ぶ速度も約80㎞と高く、正にスーパー昆虫といえます。 ・小川の上を飛んでいたオニヤンマ。 ・時々葉に留まって翅を休めていました。

2024/8/6

赤とんぼが円山公園の池の横を飛んでいました。

赤とんぼが円山公園の池の横を飛んでいました。 赤とんぼは、アカネ属というグループに属する種全般を指す名称で今回見たトンボはヒメアカネのようです。 ヒメアカネは生息環境に敏感で周囲の樹林の多少の伐採で姿を消してしまうこともあるとのこと。 近年は赤とんぼの減少が日本全国で注目されているそうです。 当たり前に飛んでいる赤とんぼですが、生息には豊な環境が必要のようです。 ・池の横に留まっていたヒメアカネの雄。 ・ヒメアカネの雌。

2024/8/4

木陰にツクリタケ(マッシュルーム)のようなキノコが生えていました。

円山公園の木陰に可愛らしいキノコが2本生えていました。 ツクリタケ(マッシュルーム)の仲間のように見えますが、種名は判然としません。 キノコは植物の根に共生して養分吸収を助けたり、分解しづらい枯れ枝を分解したり森の生態系で重要な役割を担っています。 また、形もさまざまで目を楽しませてくれますね。

2024/8/3

キンミズヒキ(金水引)が所々に咲いています。

キンミズヒキが円山公園の所々に咲き始めました。 キンミズヒキは金色のミズヒキが名前の由来で、7月30日に紹介したミズヒキはタデ科ですがキンミズヒキはバラ科です。 キンミズヒキはミズヒキ同様に細い茎に、沢山の小さな花をつけます。 花言葉は、「友情」「愛情」「小さな愛」「感謝の気持ち」と、素敵な言葉が並びます。 ひっそりと木陰に咲く姿が森の中で映えていました。 ・開花したキンミズヒキ。 ・木陰にひっそりと咲いていました。

2024/8/2

オシドリのヒナがもう少しで飛べそうでした。

円山公園の池でオシドリのヒナが飛ぶ練習をしていました。 親がいない、以前掲載したオシドリのヒナのようです。 すっかり毛も生え変わり大人とあまり変わらない様子になりました。 飛ぶ練習が終わると兄弟仲良く陸で羽繕いをしていました。 ・飛ぶ練習をするオシドリのヒナ。 ・練習の後は陸に上がって毛繕いをしていました。

2024/8/1

ルイヨウショウマ(類葉升麻)が紫の実を着けていました。

春に白い花をさかせていたルイヨウショウマが紫の実を着けていました。 ルイヨウショウマは北海道と本州北部に生え同属に、果実が赤熟するアカミノルイヨウショウマと白熟するシロミノルイショウショウマがあります。 葉がサラシナショウマに似ていることからその名がついたようです。 花は花序が短いブラシ状で、線香花火の火のような独特の形をしていましたが、その花序に稔った実も、独特の色と形が目を引きます。 ・紫の実を着けたルイヨウショウマ ・ルイヨウショウマの花(2024年5月13日撮影)

2024/7/31

変わった姿のヒメバチ?が登場。

円山の山道に美しい羽と立派な目が印象的な虫が葉の上に留まっていました。 調べてみるとヒメバチの一種のようです。 多くのヒメバチは昆虫に寄生して生きているようで、昆虫の個体数を制御するため農業では益虫ともされるようです。 まだ、未分類のヒメバチも多くいるとのこと。 生態系の奥深さを感じます。 ・翅の紫のワンポイントと立派な目が印象的でした。