Four Seasons in Maruyama

2024/10/14

円山の森に見つけたイヌガヤの実

円山の森で、ひっそりと佇むイヌガヤの実が目に留まりました。ピンクがかったオレンジ色の実には静かな美しさがあります。 実は苦く中の種子は有毒なので、食べられません。 材質もカヤのように大木に育って碁盤や将棋盤などの材料にならないためイヌの名が付いています。 あまりメジャーな木ではありませんが、秋の深まりをそっと告げるこの小さな実は、円山の自然が持つ静かで深い魅力を物語っているようです。 ・イヌガヤの実

2024/10/13

冬毛への準備を進めるエゾリス

小春日和の円山公園で、白と茶がまだらに混じったエゾリスを見かけました。 どうやら冬毛への換毛が進行しているようです。 エゾリスは、秋が深まり最低気温が一桁になるこの時期、寒い冬に備えて厚い冬毛を生やし始めます。 森の動物たちも、着々と冬の寒さに向けて体を適応させていました。 ・マダラな毛のエゾリス。

2024/10/12

4つの黒紋が特徴の珍しいカメムシ「ヨツモンカメムシ」

円山の森で笹の葉にヨツモンカメムシが留まっていました。 4つの黒い斑紋が特徴的なこのカメムシは、夏の活動期には主にニレ科の樹木の上で生活しているため、見つけるのが非常に難しい昆虫です。 彼らが地上に降りてくるのは越冬準備のためで、この時期にしか目にすることができません。 昆虫たちも、冬に向けた準備を着々と進めているようです。 ・ササの葉に留まっていたヨツモンカメムシ。

2024/10/11

ボルダリングのホールドのような「モミサルノコシカケ」

円山の森で、枯木に白く丸い突起物が付いているのを見つけました。まるでボルダリングのホールドのような形をしており、調べてみるとモミサルノコシカケというキノコの一種であることがわかりました。 モミサルノコシカケは白色腐朽菌に分類されるキノコで、木を白色に変色させシイタケやナメコ、エノキタケも白色腐朽菌です。 白色腐朽菌は、分解が難しいリグニンを分解できる唯一の微生物で、地球の物質循環にとても重要な役割を果たしています。 ・枯木に付いていたモミサルノコシカケ ・ホールドしやすそうな形をしていました。

2024/10/10

ヤマガラが土の中を物色中

円山公園の森で、ヤマガラが土をほじくりながら餌を探していました。この時期、木には実がたくさんなっていますが、ヤマガラは寒くなって土の中に潜り込んだ虫も狙っているようです。 秋は豊富な食料源があり、冬に備えて栄養を蓄える重要な時期です。植物の実と土の中の虫をうまく組み合わせることで、季節に応じた賢い食生活を送っているのかもしれません。 ・土の中を物色中のヤマガラ

2024/10/9

今日は山頂付近にクマゲラが現れました。

今日は、円山の山頂付近でクマゲラに出会いました。夏の間は昆虫が多く、クマゲラが木をつついてドラミングする音があまり聞こえませんが、最近は秋の訪れとともに虫が減り、クマゲラもより頻繁に木をつついて食料を探しているようです。 特にこれからの季節は、木の中に潜む昆虫がクマゲラにとって重要な食糧源となるため、彼らの独特なドラミング音が森に響き渡ります。 昆虫の動きが減り、クマゲラの鋭いくちばしと巧みな技術が生かされる季節となってきました。 ・山頂付近に現れたクマゲラ。 ・時折、羽でバランスを取りながら必死につつい ...

2024/10/8

エゾノコリンゴ(蝦夷小林檎)が熟してきました。

北海道神宮の梅林を歩いていると、今頃サクランボのような赤い実を付けている樹を発見しました。何の木だろうと思い調べてみると、どうやらエゾノコリンゴのようです。 このエゾノコリンゴは、北海道など寒冷地に自生する小さなリンゴの一種で、果実はとても酸味が強いため、そのまま食べるには向いていませんが、ジャムなどに加工されることがあります。見た目の美しさもあり、観賞用としても人気の木です。 リンゴの味の小さな果実は、鳥やリスの貴重なご馳走となりそうです。 ・赤く色付いたエゾノコリンゴ。

2024/10/7

オオウバユリの実が熟してきました。

円山の森でオオウバユリの実が熟してきました。 実は三つに裂け、種が風に乗って飛び出す準備が整っています。 オオウバユリは、有性生殖を行う場合、種から発芽してから花が咲くまでに6~8年かかります。そして、一度実をつけると、その生命のサイクルを終え、鱗茎ごと枯れてしまいます。実の中には、薄い翼を持つ種が多数含まれており、風が吹くと、その種は軽やかに飛び立ち、次の世代を広い範囲に運びます。 オオウバユリは草本類ですが、長い年月をかけて花を咲かせる珍しい生活環を持っています。 ・種を飛ばす準備が整ったオオウバユリ ...

2024/10/8

カワニナが小川を散歩中

澄んだ小川の川底を、カワニナがゆっくりと進んでいました。 細長い殻からずんぐりとして体を出し、ゆっくりと散歩を楽しんでいるようです。 カワニナはコケや藻を食べて水を浄化する役割を果たしています。 今日も元気に川底で活躍中でした。 ・川底を歩いていたカワニナ。

2024/10/5

メノコツチハンミョウのお食事風景

円山の森で、メタリックブルーに輝くメノコツチハンミョウが、草を夢中で食べている姿を見つけました。ツチハンミョウの幼虫は、花に集まり、ハナバチにしがみついて巣まで運ばれ、その巣に寄生して成虫になるという、とてもユニークな生態を持っています。 また、外敵に襲われたときは、「吐血」と呼ばれる行動で、体から毒液を出して自分を守ります。 この不思議な生態は、『ファーブル昆虫記』にも「ツチハンミョウのミステリー」として紹介されています。